【防水性の目安】
防水性の目安になるものとして「耐水圧」という数値があります。生地に水がどれくらいで染み込むかが分かる数値で、5000mmならまあ十分。10000mmもあれば安心でしょう。このほか、生地の表面を撥水コーティングして水を弾く加工などされていれば、防水性は高くなります。

【タイトなウェアの注意点】
細身のウェアを購入する場合、ゲレンデでどれだけ重ね着するかも考えましょう。実際に雪上で滑るとき、思いのほか厚着をしてしまいきつくて着られない、動きづらい、なんてことにならぬようサイズ選びは慎重に。ヒザやオシリにパッドを着用する方はパンツサイズにゆとりをもちましょう。

【ウェアは下に着るもので体温調節】
雪上は寒いためウェアは温かいものを求める方が多いですが、春先になると今度は暑すぎて着ていられなくなります。適度な保温性のあるウェアを選び、ベースレイヤー、ミッドレイヤーなどの組み合わせを変えて体温調節したほうが便利です。ハイシーズンと春でウェアを変えるというのも手。

【ベルトは必需品】
最近のパンツは腰履きタイプが主流で、ベルトを締めないとズリ下がってしまいます。ベルトの重要性は意外と見落としがちで、ゲレンデで「ベルトを忘れた！」と困っている方も少なくありません。オシャレなタイプがたくさんあるので、コーディネイトを楽しみつつぜひ揃えておいて下さい。

【GORE TEXとは】
「GORE TEX」はゴアテックスと読み、水分は通さないのに水蒸気などは通す特殊な機能をもった素材のことです。この素材を使ったウェアは生地表面に水を通さず、ウェア内にこもった熱気などは放出するようになります。こうした機能を防水透湿性といい高機能な分だけ値段も高くなります。

【女性がメンズウェアを着るのはあり？】
ルーズに着こなしたい方は、メンズウェアを選ぶことがよくあります。小さめサイズであれば、女性が着ても特に違和感はありません。メンズウェアは女性用モデルとまた違ったデザインで、ワイルドだったりクールだったり選択肢がより一層広くなります。

【ウェアの買い替え時】
ウェアには流行があるため毎年買い換えるというこだわり派もいますが、防水性などがしっかりあればまだまだ使えます。ちょっと滑っただけなのに水が染みてくるようなら買い替えをおすすめします。防水のきいたウェアはやはり快適です。